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2015年から継続してきたリモート指導の工夫とは?オンラインのデメリットは工夫で克服できる!

学習法と進路選択のコーチングサービスを提供しているドリームラーナーズです。鳥取県倉吉市の教室を拠点としていますが、オンライン学習ツールやLINE・ビデオチャットを使用するリモート指導も可能です。

オンラインのコミュニケーションツールは、新型コロナウイルスの流行により急速に普及したように思います。しかし、教室での指導が重視されてきた教育業界では、オンラインのコミュニケーションは活用度と認知度の両方がまだまだ発展途上のように感じます。ドリームラーナーズは、サービス提供を開始した2015年から、オンラインのコミュニケーションを活用したリモート指導で、学習法と進路選択のコーチングサービスを提供してきました。

今回は、コーチングサービスに関心がある中学生や高校生に向けて、リモート指導に関するドリームラーナーズの考察と工夫をお伝えします。まだ普及段階にあるリモート指導に不安を感じている皆さんのヒントにしていただければと思います。

リモート指導に対する代表的な不安とその対策

リモート指導はわかりにくい?

学校のオンライン授業にわかりにくさを感じている生徒も少なくないようです。このような生徒にとって、ドリームラーナーズのリモート指導にも同様の困難が生じるように思うかもしれません。

学校のオンライン授業がわかりにくいとされている原因は、先生側がオンラインのコミュニケーションに慣れていないことがあるように思います。例えば、教室で行う授業よりも、オンライン授業のほうが生徒全員から見られている感覚が強いので、普段と比べてぎこちない授業になっている可能性があります。また、昔ながらの板書で授業を進めてきた先生だと、オンライン用の資料の準備が不十分になってしまうこともあるでしょう。普段はわかりやすさに定評があった先生だとしても、オンライン授業では内容に不十分な点が残ってしまい、わかりにくさが生じているのかもしれません。

ドリームラーナーズは授業をする塾ではありませんが、LINEを通じて生徒からの質問に逐次回答するといったリモート指導をしています。テキストを通じたコミュニケーションですが、対話のように短文のやりとりを重ね、生徒が納得できるように工夫しています。対話を通じて生徒がわからないポイントを把握して、コミュニケーションをシンプルにすることがオンラインの場合では大事だと考えています。

リモート指導だと質問しづらい?

リモート指導では、質問をしづらいと思っている生徒もいるかもしれません。これはリモート指導の実態を表していない思い込みです。例えば、リモート指導に取り組みはじめた学校では、以前より質問が増えたという成功例があるようです。リモート指導での質問は、主にチャットでなされており、言語化が苦手な生徒にとって自分のペースで質問をまとめられることがメリットに感じられているのかもしれません。

サービス提供開始の当初からリモート指導を続けてきたドリームラーナーズは、質問に時と場所を選ばないことも大きなメリットだと考えています。ドリームラーナーズでは、生徒の学習の進捗をスタディプラスの画面上で逐次確認しており、生徒の疑問や悩みには、迅速に回答します。わからないことをすぐに尋ねられるので、スムーズに自分のペースで学習を進められるというわけです。

そのほか、「単語の暗記はつまらない」とか 「調べながらノートをまとめるのが大変」 といった  勉強の愚痴にも、きちんと返答しています。些細 なコミュニケーションも大事にすることには、一人で取り組む自宅学習に ハリ が生まれるという効果があるようです。

指導内容の理解度など自分のことをわかってもらえない?

社会人の話になりますが、リモートワークでは 「部下や後輩に指導が伝わっているかわからない 」というデメリットに悩む管理職は少なくないようです。これは、ビデオチャットは非言語の  情報 が少ないことから生じるデメリットでしょう。表情・身振り・姿勢・声のトーンなどから、指導される側の理解 度を察したコミュニケーションが難しいのかもしれません。

一方、ドリームラーナーズが重視してきいるのは、非言語情報 に頼らないロジカルなコミュニケーションです。指導者が心がけることに加え、生徒にもロジカルなコミュニケーションを求めています。もちろん、中高生は言語化に慣れていないので、質問を上手く使ってサポートします。

「わかりました」と返答する生徒には、わかった内容を言葉で説明してもらうことで、理解度を確認しています。生徒からすると緊張することもあるかもしれません。しかし、自分の言葉で説明するステップは、生徒の理解度と指導の満足度を高めるうえで大事な工夫です。

LINEによる指導では、対話で質問内容を具体化しています。
LINEによる指導例のキャプチャ。対話で質問内容を具体化。

地方の生徒にとってリモート指導が突破口に

リモート指導の不安には、実態から剥離 した思い込みが多いと思います。むしろ、時と場所を選ばないリモート指導には、教室での指導を超えたメリットがあるのではないでしょうか。ドリームラーナーズは、リモート指導の活用の可能性を模索 することで、生徒それぞれに合わせたサービス提供に工夫を重ねてきました。

塾が充実している大都市圏と比べ、地方の生徒は学習法や進路選択の情報 の少なさに苦しんでいるように思います。身近 に相談できる人がいない中、悶々と孤独に受験勉強を続けるのは  辛いものです。無理 をするよりも、学習法や進路選択のリモート指導を活用してみると思わぬヒントが見つかるかもしれません。もちろん、人そ れぞれに 好みはあります。ドリームラーナーズの場合、無料でビデオチャットによるリモート指導を試すことができます。候補の一つとして検討していただけると幸いです。

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