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仮面浪人をするか?しないか?

勝ち目を見極めてから仮面浪人をしよう!現実的な目標設定にコーチングサービスが役立つ

学習計画と進路選択の指導が専門の塾、ドリームラーナーズです。鳥取県倉吉市の教室を拠点として、学習アプリのほかビデオチャットやLINEなどオンラインのコミュニケーションを活用して、学習のコーチングサービスを提供しています。鳥取県内の方だけでなく、遠隔地にもご対応できます。

大学に進学してから、よりハイレベルの再受験を目指すことを一般的には「仮面浪人」と呼びます。ドリームラーナーズを利用する受験生は、現役生だけでなく浪人生が少なくありませんが、その中には仮面浪人もいます。

仮面浪人を希望する生徒には、「仮面浪人は相当しんどい選択」ということを伝えています。仮面浪人は、周囲に大学生活を楽しむ友達がたくさんいる中で、孤独に受験勉強を進めなければならないからです。誘惑を我慢して、相談できる人が少ない状況で受験勉強に取り組むのはストレスがかなり大きいと思ってください。

そのため、ドリームラーナーズは仮面浪人を成功させるためには、現実的な目標設定が必須と考えています。もし現実的な目標設定を受け入れられないなら、仮面浪人は諦めたほうがいいと思います。仮面浪人という選択に迷っているのなら、まずは勝ち目がある勝負かどうかを冷静に見極めることが大事です。

数点の不足の克服なら勝ち目がある

専願で合格した私立文系に通いつつ国公立文系の再受験を目指す、あるいは文系から理系を目指す場合、数学や理科を勉強内容に新たに追加しなくてはなりません。熱意が一時的に高まっている状態だと、チャレンジの難易度を見誤りがちなので要注意です。仮面浪人では、現在よりハイレベルの大学を目指すわけですから、勉強の質を全体的に高めることが必要です。さらに未経験の科目を追加すると、オーバーワークになってしまう可能性があるのです。

一方、数点足りなかったために、合格しなかった大学を再受験する場合、成功する展望はわずかですが見えてきます。緊張に負けてしまったことで、数点の不足に繋がったケースが多いからです。具体例を挙げると、現在は早慶に通っているけれども、不合格になった旧帝大を目指すといったパターンはよくあります。

緊張に負けて足りなかった数点を克服するといっても、心の鍛錬を強いるような荒唐無稽な荒行は建設的ではありません。むしろ、本番では緊張するものだと思ったほうが現実的でしょう。

そこでドリームラーナーズは、緊張しても最善の結果を出す練習として、本番の気持ちで普段の勉強に取り組むようにアドバイスしています。仮面浪人の目標達成の可否で、自分の人生が変わるということを自覚してもらうと、普段の勉強も感じ方が違ってくるはずです。ベストのパフォーマンスが  出せない状況で、問題を解くことには慣れが必要なので、こうした日ごろからの積み重ねが大事です。

「目標」が仮面浪人にとってなぜ大事なのか?

仮面浪人の成功には高いモチベーションが必要なため、本番の気持ちで受験勉強に取り組んで心身ともに疲弊してまうことには、継続性に疑問が生まれるかもしれません。だから、仮面浪人を始める 前には、現状と目標のギャップを認識し、乗り越える 覚悟 を固めることが成否を分ける一  因と言えるでしょう。仮面浪人は「案ずるより産むが易し」というより、「石橋を叩いて渡る」という心構えで決めるほうがよいと考えています。

現在と目標のギャップを認識することは、受験勉強の進捗管理に役立ちます。頑張りどころと楽をしていいところがわかるので、大学生活と並行した受験勉強のスケジュールを立てやすくなるのです。ただ、仮面浪人というリスクの高いチャレンジをする人は、勇気がある反面、自信過剰な傾向 があるように思います。現実的な目標の設定や、現状の客観 的評価を目的にコーチングサービスを利用するというのも有効な戦術です。

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