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自宅浪人の成功は生活リズム維持がカギ!ルーティーンの活用で志望校に合格した自宅浪人体験記に学ぶ

学習方法と進路指導の塾、ドリーム・ラーナーズです。「学習方法が分からない」「夢がないから勉強する気が起きない」など、受験生の悩みを解決しています。鳥取県倉吉市の教室を拠点として、指導は対面とリモートの両方があります。県外の受験生も利用中です。

やむを得ない事情で自宅浪人をする人は少なくありませんが、浪人のスタイルとしては難易度が高い選択です。その理由の一つとして生活リズムの維持が難しいことがあります。自宅浪人を選んだ場合、自力で生活リズムを維持しなくてはなりません。学校の授業で生活リズムが維持されていた現役生の頃とはワケが違います。生活リズムの乱れは自宅浪人生の代表的な悩みです。

参考になるのが、2021年、志望校である東洋大学ライフデザイン学部に自宅浪人による合格を果たしたドリームラーナーズ利用者・Bくんの合格体験記です。浪人を決めた背景には運動部に所属していたため、帰宅後は疲れ果ててしまって勉強時間を確保できなかったという事情があります。浪人を決めるにあたって私立文系の受験に適した予備校を地元で探したものの見つからなかったため、Bくんは自宅浪人を選びました。

自分が3年間高校生活してきた中で、大半が部活に追われていた。バスケットボールをしていたわけだが、ほとんど休みがなく、練習もきつかったので、帰ったらあとは眠気との戦いだった。勉強をしたところで眠くて頭に入らないし、途中で気づかないうちに眠りについてしまっていた。そしてテストも全然点が取れず追試の常連になっていた。懸命にこの状況からの打開策を考えたが結局見つからなかった。
私大文系志望&自宅浪人合格体験記

合格体験記の中でぜひ参考にしてほしいのが、生活リズムを維持するためにBくんは勉強のほか、トレーニングやアルバイトを日常に取り入れて毎日のルーティーンを作った点です。自宅浪人は勉強をサボる言い訳を作ってしまいがちですが、ルーティーンによりBくんは毎日8時間程度の勉強時間を確保することができました。意志の力を酷使するよりは、Bくんのようにルーティーンで生活リズムの維持に取り組んでみてほしいと思います。

丸一日勉強することは不可能!勉強しない時間を決めてメリハリのコントロールを

箱根駅伝出場を目指して、強豪校である東洋大学を志望校に選んだBくん。そのため、浪人生活によって体力を落としてしまっては夢を叶えることができません。一方、体力維持のためにトレーニングを行えば勉強時間が減ってしまいます。

そこでBくんは、トレーニングを1日にメリハリをつけるルーティーンとして生活に取り入れ、むしろ勉強効率を高める効果を狙いました。

英語よりは単語の数は少なかったが、意味がたくさんあって苦労した。文法と単語を覚えるには、圧倒的な量をこなすしかなかった。その中で1つ工夫したことがあった。1番記憶が定着しやすいのは、起きた後だということを本やネットなどで読んだので、昼寝の起きた後に文法と単語を読んで覚えた。

自分は夕方にはトレーニングのため走っていたので、昼寝もすると時間的には2時間ほどになってしまう。その2時間をどう使うか、これは1つのポイントだった。この時間に合ったことをうまくできた事がいい結果につながったと思う。
私大文系志望&自宅浪人合格体験記

原則として、浪人生は使える時間の全てを勉強に使うべきですが、そうは言っても1日中勉強できるものではありません。トレーニングなど、あえて勉強しない時間を決めると勉強時間の確保に繋がります。

Bくんは箱根駅伝出場という夢に直結するためトレーニングを選びましたが、自宅浪人をする人は運動不足になりがちなので体力作りはしたほうが良いと思います。勉強は体力を使います。体力作りが集中力を高め、疲労感を軽くします。勉強において体力はむしろ軽視されがちですが、とても大事なポイントです。

規則正しい生活が言い訳の余地を無くす

生活リズムを維持するルーティーンとして、トレーニングのほか、早朝のアルバイトをBくんは取り入れました。学校が無い代わりに、早朝アルバイトを決まった時間の朝に起きるスイッチとして活用したというわけです。

今年1年間早朝のアルバイトを経験した。これは自分は予備校などに通うことをしなかったので、きちっと朝起きる習慣をつけるということで始めた。

基本的には週に5日で4時起きで5時から8時に働く、という生活をしていた。朝早く起きるのも大変だったが、朝が早いということは寝る時間も早くしないといけなかったので、勉強の時間も短くしなければならなかった。

最初のうちは朝早く起きるのにもなれず、勉強も効率よくして10時までには終わらせなければならなかったので、慣れるまでは相当きつかった。それでもこのおかげである程度の規則正しい生活というのを送ることができた。
私大文系志望&自宅浪人合格体験記

頭ごなしに「規則正しい生活が大事だ」と一般論を言うつもりは私もありません。ただ、生活リズムの崩れが勉強中の眠気や集中力の途切れに繋がり、実力を発揮しづらくなります。言い訳してしまう原因を断つためにも生活リズムが大事です。

一方、アルバイトはストレスの原因という側面もあります。自分に合った仕事を短時間が良いと思います。。

早起き以上にきつかったのがお客さんとのかかわりだった。アルバイトを始めてからしばらくは衝撃の連続だった。

新しく入った店員にも全く容赦はなかった。店員がすべてお客さんに合わせなければならないのである。

こっち側からしたら「人としてどう思ってんの?」と聞きたくなることもあるが、お客さんに必ず合わせなければいけないのである。そこに関する違いに慣れるまでは相当なストレスを抱えていた。
私大文系志望&自宅浪人合格体験記

Bくんがしていたアルバイトは、勉強に支障が出ないように朝3時間程度のコンビニの仕事です。学費の足しにするなど金銭を目的とする場合は別ですが、生活リズムを作ることが目的ならアルバイトで無理は禁物です。

勉強効率を意識しよう!志望校を絞り込めば必要な勉強量が減る

トレーニングとアルバイトによるルーティーンで生活リズムを維持したBくんですが、もちろん、勉強もかなり頑張っています。学習効率の改善を意識することで志望校に合格できる学力を固めていきました。冒頭でお伝えしたように1日あたり8時間程度の勉強をしていたわけですが、量と質の両方を確保したことがポイントです。学習効率を意識した背景には、現役時代の反省があります。

効率というのは非常に重要である。勉強ができるやつに、何度か、どうやって勉強をしているのかを聞いたことがある。その答えとしては、毎日少しずつ重要なポイントを読んでいるだけだった。なるべく時間をかけずに、テストできちっと点が取れて、なおかつ、受験にもきちっとつながるような理解をしていた。だからこそ、重要なところを抑えているので、テストでもきちっと点数を取っていた。

ただ机に向かっている時間が長ければいいのではなく、部活をやっているうちならば、まず机に向かう時間がそこまで長くないので、その中で重要なポイントをきちっと抑えて、しっかり寝る、これが重要なことである。
私大文系志望&自宅浪人合格体験記

勉強効率を高める一つの視点が、志望校の過去問対策です。大学ごとに大きく異なる出題傾向に合わせて、勉強時間を配分してメリハリをつけると無理のないスケジュールを作れます。志望校の出題傾向は、夏までに掴むべきだと私は思います。そのため、志望校は浪人開始時点できちんと決めましょう。Bくんが早期に志望校を絞り込んでいたことは、自宅浪人を成功させた理由の一つだと思います。

自分が受けようとしていた大学は、東洋、東海、法政の3つだった。外部試験利用では自分の受けた外部試験でのスコアによって何割とることができるのか決まってくる。自分の受けた英検利用では、2級さえ合格すれば自動的に東洋、東海では8割を取ることができるスコアに達する。だからこそまずは何が何でも2級に受かることが絶対条件だった。
私大文系志望&自宅浪人合格体験記

このように、出題範囲のほか、受験形式も異なっており、志望校を絞り込むと東洋大学の外部試験利用のような裏ワザが見つかることが少なくありません。残念ながら、受験形式の裏ワザは高校の進路指導ではほとんど教えてもらえないのが実情のようです。

さらに、勉強の重点を押さえたうえで、自分の弱みを補強する努力がBくんの強さでした。「できる自分」という幻想を自分で壊すことは難しいのですが、合格体験記を見ると、英語・日本史・古文といった各教科の弱点克服のため工夫を重ねる成長プロセスがよく分かります。受験科目が被る人は、役立つ部分が多いのではないでしょうか。

私大文系志望&自宅浪人合格体験記

浪人の方法のなかでも特に辛いと言われる自宅浪人ですが、この経験をBくんは「楽しかった」と振り返っています。

この1年間、様々なことが経験できた浪人生活だった。こんなに充実した浪人生活を送れるとは思っていなかった。今振り返ってみると「楽しかった」といえるものである。多くの人が「楽しむ」という言葉の意味を「楽する」というふうに思っている。だがそれは違うのではないかと自分は思う。「楽しむ」という言葉の中には「苦しい」こともあり「楽なこと」があり、そういったいろんなことを含めて1つのことを頑張る、これを「楽しむ」ということだと思う。だからこそ、これからの大学生活も「楽しむ」ということを忘れずに生活していこうと思う。
私大文系志望&自宅浪人合格体験記

自宅浪人は孤独なため、「苦」の部分にばかり集中してしまいがちです。一方、Bくんは自分なりの哲学で「苦」と「楽」の両面を見いだしていたように思います。「苦」に集中すると「なんで自分だけこんなに苦しいんだろう」という想いから自宅浪人を挫折してしまう、というのはよくあるパターンです。

とはいえ、大人であっても孤独な状況で悩みのループから脱出することは困難です。ついつい「苦」ばかりを見つめてしまって嫌になったとき、「楽」の部分を思い出させてくれるような協力者が自宅浪人の成功率を高めます。自宅浪人の“伴走者”が身近にいない場合、コーチングサービスの利用は有効な対策です。ドリームラーナーズは、初回は無料でご相談を受け付けていますので、お気軽に相談していただければ幸いです。

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